くっちゃんじゃが祭り

くっちゃんじゃが祭りは、俱知安町を代表する夏祭りです。
倶知安町の名産品であるじゃがいもの豊作を祝い、農家に感謝するお祭りとして1948年に始まりました。浴衣を着た1,000人の踊り子達が練り歩く「千人踊り」や、制限時間内にじゃがいもを袋詰めする「じゃがいもジャンジャン取り」、倶知安開拓の先駆者の生まれ故郷である徳島県伝統の「阿波踊り」などが開催されます。

開催日:2025年8月2日(土)、8月3日(日)
会 場:倶知安駅前通り

見どころ

じゃが千人踊り

じゃが音頭の音楽にのせて、約千人の踊り子たちが駅前通りを練り歩きます。
じゃが千人踊りは、1963年に地元の婦人舞踏団がそろいの浴衣を身にまとい、「倶知安小唄」に合わせて駅前通りをパレードしたのが始まりだと言われています。
「じゃが音頭」は、公募により誕生しました。

じゃがいもジャンジャン取り

制限時間内に、倶知安町産のじゃがいもを袋詰めするイベントです。テクニックを駆使してジャンジャンとっちゃいましょう!

じゃがねぶた

祭りの1日目を締めくくる目玉イベントです。
チームごとに山車を引き、思い思いのパフォーマンスをしながら練り歩くもので、毎年子どもから大人まで300名以上の参加者により行われています。
ライトアップされたねぶたと跳ね人達は必見!

倶知安赤坂奴
倶知安町指定無形民俗文化財(昭和60年7月1日指定)

赤坂奴は、江戸時代に大名行列で先導役を務めた者たちの振りの1つです。大名が威厳を保つために、大槍や熊毛などの道具を持ち、その土地の農民などを雇って大人数で土地へと入ったことが赤坂奴の始まりと言われています。
倶知安町では昭和8年、陶山増太郎と佐藤村蔵の指導のもと、第一青年団によって奉納されたのが始まりでした。戦時中は一時途絶えましたが、戦後、八幡地区の人々の熱意によって復活。以来80年近くにわたり、地域の誇りとして大切に守り伝えられてきました。

阿波踊り

倶知安開拓の先駆者の生まれ故郷、徳島県伝統の阿波踊りがじゃが祭りの舞台で披露されます。