某テレビ局で「路線バスの旅」が流行っているそうで、倶知安観光協会にも
「函館からニセコ倶知安方面に路線バスで行けますか？」
とのお問合せをいただきました。
全国の路線バス旅愛好家の皆さまの役に立てば幸いです。
なお函館方面についてはネットで調べた程度ですので、あくまで目安で利用下さい。
うまく乗り継いでも路線バスだけで一日でたどり着くのは難しそうです。
函館〜八雲〜長万部 (函館バス）
函館からは八雲、または瀬棚町を経由して長万部へ行けるようです。
函館駅から長万部駅までは100kmほどあります。
函館バス
函館駅前案内所 0138-22-8111 年中無休 9:00〜17:00
http://www.hakobus.co.jp/
長万部〜寿都(ニセコバス）
長万部から直接室蘭方面に走るバスはありません。路線バスルールを破って、ずるをしてJRを利用するか、どうしてもバスで室蘭へゆきたい場合は札幌から高速バスで向かうか、または倶知安まで来ると伊達経由で室蘭方面へのバスがあります。
またJR函館線沿いに路線バスでニセコ・倶知安方面へ向かうことはできません。
この記事ではニセコ・倶知安方面へ向かうのが目的ですので、ニセコバスさんを利用して日本海側にある寿都町に向かいます。
ニセコバス(長万部線)
※一日に２本しか運行していませんのでご注意下さい
寿都ターミナル 0136-62-2047
http://www.nisekobus.co.jp/
寿都〜岩内（ニセコバス）
寿都から岩内へもニセコバスさんに乗ります。日本海沿いを北へひた走ります。
ニセコバス(雷電線)
寿都ターミナル 0136-62-2047
http://www.nisekobus.co.jp/timeschedule.html#raidensen_1
岩内〜倶知安（ニセコバス）
倶知安まであと一歩です。こちらの路線もニセコバスさんに乗ります。
田園地帯が多いです。岩内〜共和町にかけての車窓右手にはニセコ連峰の山々が見えます。路線バスの旅感が満載。
ニセコバス(小沢線)
岩内営業所 0135-62-6661
http://www.nisekobus.co.jp/timeschedule.html#kozawasen_1
これでめでたく函館から倶知安にバスで到着しました。
一日で倶知安まで来れるのかどうかまでは調べていませんのでご了承下さい。
なおニセコのスキー場へゆくにはさらに倶知安駅から道南バスまたはニセコバスに乗ってゆきます。
→コチラの記事を参考にして下さい
http://www.niseko.co.jp/wp/2015/12/shuttlebuskutchanhirafu/
また倶知安から小樽、札幌方面は乗り換えなくバスでゆくことができます。
2016/3/26 北海道新幹線開業後は？
2016年3月26日に新函館駅までが開業する北海道新幹線を利用してニセコ・倶知安方面に来るにはどのような方法があるでのでしょう？
北海道新幹線（北海道）
バス利用の場合
前述の路線バスはともかくですが、函館から倶知安への直通バスが運行するという計画も持ち上がっているそうです。
まだ確定ではありませんのでしばらくお待ち下さい。
レンタカー利用
北海道の旅は冬期以外はレンタカー利用が楽しいです。
道南（函館方面）には車がなければいけない秘湯などもたくさんあります。
厳冬期の運転は雪道になれている方以外はオススメしません。
JR利用の場合
函館駅から長万部、長万部から倶知安駅となりますが長万部以北は便数が極端に少なく、２〜３時間に一本となります。一本逃すと大変です。
函館から札幌へ特急で行って一泊し、翌日ニセコ倶知安方面へ来るというのが無理がないかと思います。
それではみなさん、楽しい北海道の旅を！
各路線の便の有無はバス会社各社へお問合せ下さい
倶知安からグラン・ヒラフスキー場への各社バスの時刻表をまとめたものができました。
PDF版バスに乗ろう2015倶知安時刻表(pdf 1MB)と、印刷したものも当観光協会などで入手できます。
道南バス、ニセコバス、ニセコユナイテッドシャトル（旧くっちゃんナイト号のコース含む）の時刻表が含まれています。
※ニセコユナイテッドシャトルバスは、この時刻表には記載がありませんがアンヌプリスキー場方面まで走っていますのでご注意下さい。
またニセコリゾートエリアのリゾートマップやバス時刻表のPDFが下記のページからダウンロードできます。
http://www.nisekotourism.com/ja/media/downloads
あわせてご利用下さい。
倶知安を走っているJR函館線。現在は小樽〜倶知安間は汽車（ディーゼル車）が運行していますが、昭和40年代までは蒸気機関車が走っていました。
こちらは当時、熱心に撮影されていた方のHPで当時の空気感を感じる素敵な写真が満載です。
